限りなくどうでもいい話☺︎老化が沁みすぎる 2022/11/3
あのローマとお風呂のコラボ漫画「テルマエ・ロマエ」の作者ヤマザキマリさんのエッセイ「男子観察録」を3年ぶりくらいに読み返しました。
元々は「マスラオ礼賛」の改題らしいので、読んだことがある方もいらっしゃるかも?
彼女の言葉運びに惹かれているけど、内容もとても良く(美しく)、このエッセイの中でも特に「セルジオとピエロ」の章はかなりお気に入り。解説の人も褒めてた。
さて、そんな3年前にはスラスラ読めていた文章が、読めなくなっていることに気づき、かなりのショックを受けた今日。簡単な漢字がどうしても読めない!!
もう少し正確に言うと、とり・みき氏が書いているこの本の解説の中にある文章。本当に全然難しくないもので・・
「分際を顧みずにいわせてもらえば、昨今の自称小説家の多くでさえ失ってしまっている上品さを僕は彼女の文書を読んで感じている。」
という文章。何が読めかったって?
それは、分際(ぶんざい)。
Google先生にお聞きしたら、あぁ、そうだよ、そうじゃん、それしかないじゃん!と3段活用をかますくらいの勢いで思い出したけど、最初「ん?ふんさつ?」「ふんさい?」「いっそ、ぶんげん?」「ぶんきわ?なわけないな」と。「顧みるものといえば?」の方面から探ってみけど「過去」ぐらいしか思い付けず、解決までは至らず。ただただ悲しい。
3年で、結構なアホになってました。あぁ、これを老化と呼ぶのでしょう。沁みる・・。