【ニュース的】エコ・テロリズムは厄介だと思う 2022/10/25
時々襲ってくる、社会派モードです。面倒くさい話なので、すみません。
最近、環境活動家があちこちの美術館で、ゴッホの絵やモネの絵に食べ物をぶっかけて「芸術と生活、どちらに価値があるのか?」って叫んでるニュースを見かけます。
まさにエコ・テロリズム。厄介。末期にはクジラの保護なんて関係なく、ただただ攻撃的になってたシーシェパードと同じ匂い。
何が腹が立つって、高額な賠償をさせられないためか本気で芸術を壊す気がないからか「ガラスに入った」素晴らしい絵を汚すパフォーマンスをしてること。芸術は絵だけじゃないんだよ!額もなんだよ!
もう二度と戻ることのできない歴史の芸術(建造物とかも)を損ねるのは、私は許し難いと思う。
さらに、食べ物を無駄にするんじゃねーー!アフリカに飢えてる人とかいるじゃん!それなら「エコテロと飢餓の救済とどっちが価値があるの?」って言いたい。
そう言えば、ゴッホ事件と同じ団体が超高級車アストンマーチンのお店のガラスにペンキをぶち撒けてもいましたね。これは一線を越えて過激化が進んだ第一歩な気がする・・。はぁ、厄介。
厄介さは、結構本気で自分達が正しいと思っているってこと。もしかして今、カルト宗教の萌芽をリアルタイムで見てるのかも。
主張は、
「芸術と命、どちらが価値があるのか?食べ物よりも芸術は価値があるのか?正義よりもか?絵画の保護と地球や人々の保護とどちらが大事なのか?社会が崩壊したら芸術を楽しむことができなくなることを理解しているのか?生活費の上昇は原油価格の上昇が招いたものであり、いま燃料は何百万もの寒くて空腹の家庭にとって手が届かなくなっている。彼らはスープの缶を温める余裕さえない」
と。主張は立派でも手段が間違ってたら、誰も共感してくれないとは思わないのかな。
芸術は彼らにとって「高級なもの」って囚われているけど、タップダンスのように、黒人の奴隷の歴史の中から生まれた芸術だってあるのに、それはスルー。
額にも、タップダンスにも目がいかないで、高額なものしか芸術と認められないことこそ、現代の価値観に毒されてると思うけどね。
芸術に入れて貰えなさそうなタップダンスを10年習ってたからか、なんかムカつく!!
どんな時にでも、人間は芸術を生み出すよ。芸術は生きることと切り離せないし、比べることはできないと思う。