限りなくどうでもいい雑記☺︎メキシコの漁師とMBAコンサルタント 2022/10/2
「メキシコの漁師とNBAコンサルタント」っていう有名な(知らなかったけど)アメリカンジョークを知り、ちょっと考えてしまった。
簡単にあらすじ?を言うと、
メキシコの漁師が、魚を釣って、その魚で家族と食事をして子供達と遊んで・・と金儲けとは関係ないようなその日暮らしをしているところに、エリートMBAコンサルが来て、いい魚釣ってるんだから、もっとたくさん釣って事業展開して、たくさんお金を儲けたらいいのに、とアドバイス。で、お金をたくさん儲けたら、どうなるのか?と漁師が聞くと、リタイヤして田舎に住んで魚を釣ったりして家族とのんびり暮らせるんだ、って言う話。
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メキシコの田舎町を、アメリカ人エリートコンサルタントが訪れました。
海岸に止めてある小さな船を見ると、黄色い背びれを持つ活きのいいマグロが獲れています。
それをみたアメリカ人コンサルタントは、その船の漁師に尋ねました。
「すばらしい魚だね、釣り上げるのにどれくらい時間がかかったの?」
メキシコ人漁師は答えます。
「そんなに長い時間じゃないよ」
「もっと長く漁をしたら、もっと多くの魚がとれるのにもったいない」
すると漁師は言いました。
「自分と家族が食べる分があれば十分さ」
「それでは、仕事以外のあまった時間は何をして過ごしているの?」
「日が高くなるまでゆっくり寝て、漁にでて魚を少しばかり獲る。戻ってきたら子どもと遊んで、妻のマリアと一緒にゆっくり昼寝をして、夜には村の仲間たちと一杯やって、ギターを弾いて歌を歌って…ああ、これでもう一日終わりだね」
それを聞いて、コンサルタントはまじめな顔で漁師に言いました。
「私はハーバード・ビジネス・スクールを卒業してMBAを取得したコンサルタントとしてアドバイスしましょう。
まず、あなたは毎日もっと長い時間漁にでるべきだ。それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすれば、もっと魚を取ることが出来て儲けが増える。
そこでさらに2隻、3隻と船を増やし、最終的には大きな漁船団を手に入れることが出来るでしょう。
そうしたら、仲介業者を挟むのはやめだ。魚は加工業者に直接出荷して、最終的には自分の水産加工工場を建て魚を入れる。
製品、加工、流通に関してすべて自分でコントロールできるようになる頃にはこんな田舎町を出てメキシコ・シティに移り、ロサンゼルスに、ニューヨークへ進出するんです。
あなたの大きくなった会社を経営できるようにね。」
それを聞いた漁師は、コンサルタントに尋ねました。
「そうなるまでにはどれくらいかかるのかね?」
「15年、いや20年くらいですかね」
「じゃあ、その後はどうなるの?」
「そのあと?ここからが最高ですよ!」
コンサルタントは興奮気味に答えます。
「あなたの会社を株式公開して、自社株を大々的に売り出すんです!あなたは巨万の富を手に入れ、一躍億万長者に成り上がるのです!」
「巨万の富か…それで、その次は?」
コンサルタントはにんまりと笑い
「大金を持って早期リタイヤですよ!あなたの好きなことがなんでも出来るんです!
日が高くなるまでゆっくり寝て、漁にでて魚を少しばかり獲る。戻ってきたら子どもと遊んで、妻のマリアと一緒にゆっくり昼寝をして、夜には村の仲間たちと一杯やって、ギターを弾いて歌を歌って過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」
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仕事って何だろう?人は何のために働くのか?
ムスコが大学と学部を選ぶにあたって考えてしまった。私が考えても仕方がないんだけど。
オットの場合は、労働条件が悪くなっても仕事を続けたいと思っていると思うし、医師として働いていることが大変だけど生き甲斐なんだろうなぁと思う。
私の場合はどうだったか?って考えると、色々なことをやらせて貰ったので毎日は楽しかったけど、全然生き甲斐ではなくて、完全に仕事=お金って感じでした。
なんとなく今の時代は「仕事?金でっしゃろ?」とは言いづらく「仕事?キャリアですよね?人生のやり甲斐って言うか、社会貢献ですよ」みたいにキラキラしてないと許されなさそうで、全くついていけてませんが、みんないつの間にキラキラ系になったんでしょう・・?
アッサリと仕事=金って割り切って、将来の仕事に役立ちそうな学部を選ぶのか、仕事=生き甲斐として、やりたいことを選ぶのか。仕事の役に立ちそうで、それがやりたい事だったら言うことないけど、なかなか難しい。
因みにムスメは「大学で民俗学を勉強したい」って言ってるけど就職は厳しそうな気が。今のところ止めないけど、やっぱり止めるべき?どうなんだろう?